あんこ坂カフェ
先週に引き続き、2軒めの建前が始まりました。「あんこ坂カフェ」さんです。今回も土間のところに古材を使ってみました。今回の古材はかなりS字に曲がった材が手に入りましたので通常、材木がクロスするところはがっつりかみ合わせるのですが、今回は上から下へ宙を舞うようにすれすれで交差するように組んでみました。とっても楽しい空間になりそうです。今回も国産材、長尺(1本物の長材のこと)でガンガンつくっています。完成はこの秋です。ここのカフェから見える上田市内はとても絶景です。完成したら是非おこしください。お山の天辺ではなく、天辺から少し下がったところで自然と調和しながら控えめに建てる。ってこれはライトさんの受け売り。
しかし、これを担当した大工さんはまだ20代です。構造材も丸太材も全部カンナがかかっていてなかなか美しい。ホゾのしまり具合もカケヤで叩きながらくい込んでいく様子を見ているといい塩梅のようです。お見事です。プレカットで加工した建物はグラグラぺシャンですが、組み手や長ホゾで作ると仮筋交いを入れなくてもしっかり自立していますね。
昔の家は柱だけで壁が殆どない作り方をしています。ですから、建前が終わったときというのは殆ど完成した形を見てとることができます。それゆえ、この建前(上棟)というのが大事な儀式としてあったのです。ボクの設計もそれに近いものがあります。
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