2009年6月28日 (日)
2009年6月20日 (土)
27日28日構造見学会
こんどの土日には久しぶりに見学会をやろうという気になりました。今年上田市内で作っています2軒の新築住宅です。前々から施工を担当している石井工務店さんとは「構造がきれいだから皆さんに見せてあげたいねえ」と話していたところですが、やっとチャンスが来ました。それも2軒同時にちょっと違う雰囲気のものです。国産の杉松檜を使って、新潟まで行って買い集めた欅の古材梁も使ってみました。秋に完成ですが、この段階が完成でどうなるかを見ておくのも面白いと思います。今回「民家型」という言葉を使っています。「伝統工法」でもないし、プレカット金物仕上げの「在来工法」ともまたちょっと違うし、ボクは古民家から出発しているので、現在作っている新築住宅も100年後には再生にも移築にも耐えられるものをという考えで設計しています。で、現代の民家なら「民家型」かなあなんて思って今回この言葉を使ってみました。
純粋に貫工法でもって土壁でやるのが最も理想でやってみたいところなんですが、現在の建築基準法では制約があったり、工期や予算の問題などで誰でも作れるというものではありません。地球や地域の自然環境に配慮し、優れた伝統技術を尊重し、住みやすく、気持ちのいい住まいを目指していつたらこうなったという感じでしょうか。
2009年6月19日 (金)
上田情報ビジネス専門学校の生徒さん
先日建前の終わった建物で、ちょうど現場見学にいいかなと思い、上田情報ビジネス専門学校の生徒さんたちをお誘いして、ちょっとだけレクチャーしてあげました。19歳、20歳の20人が熱心にボクの話しを聞いてくれました。終わってからみんなひとりづつレポートを書いて冊子にして渡してくれました。こちらの言いたかったことがちゃんと伝わっていたようで、話した僕の方でもやってよかったと感激した次第。次の世代の若者たちが夢を持って仕事につけるように社会をつくっていくのは大人の責任。どんな仕事をするかではなくどんな生き方をするかが大事なことです。っと、30年前にもボクがまだ若かりし頃、上田の城南高校に行って子供たちにそんな話をしたのを思い出しました。そのへんの件は久保田武嗣著「逆転」という本に出ています。よろしかったら呼んでみてください。この本はまたドラマ「翼をください」の原作にもなっています。ドラマにはボク出てきませんが。(笑)
2009年6月 4日 (木)
千曲の家
千曲市で昨年完成した建物の1年検査に行ってきました。写真は玄関アプローチですが、住まい手の方がきれいに手を入れて、とても感じよく美しくなっていました。設計の仕事も完成して引き渡すと終わってしまうのですが、こうして住んでいる方が引き続きさらによくしようとしているのを見ると建物が成長し続けているような感じがしてとても気持ちがよかったです。右側の塀はお隣さんの塀ですが、自分ちのように借景で取り入れちゃっています。これはボクの計算どおり。アプローチの土間コンクリートも奥に行くにしたがって狭くしています。たまたま敷地の形からこのようになったのですが、これも「遠近法」で遊べていいやと狙ってやりました。狭くても広く見せる手法というのは「設計」というより「演出」としていくらでもできるものなのです。それを考えるのがとても楽しい。
2009年5月29日 (金)
あんこ坂カフェ
先週に引き続き、2軒めの建前が始まりました。「あんこ坂カフェ」さんです。今回も土間のところに古材を使ってみました。今回の古材はかなりS字に曲がった材が手に入りましたので通常、材木がクロスするところはがっつりかみ合わせるのですが、今回は上から下へ宙を舞うようにすれすれで交差するように組んでみました。とっても楽しい空間になりそうです。今回も国産材、長尺(1本物の長材のこと)でガンガンつくっています。完成はこの秋です。ここのカフェから見える上田市内はとても絶景です。完成したら是非おこしください。お山の天辺ではなく、天辺から少し下がったところで自然と調和しながら控えめに建てる。ってこれはライトさんの受け売り。
しかし、これを担当した大工さんはまだ20代です。構造材も丸太材も全部カンナがかかっていてなかなか美しい。ホゾのしまり具合もカケヤで叩きながらくい込んでいく様子を見ているといい塩梅のようです。お見事です。プレカットで加工した建物はグラグラぺシャンですが、組み手や長ホゾで作ると仮筋交いを入れなくてもしっかり自立していますね。
昔の家は柱だけで壁が殆どない作り方をしています。ですから、建前が終わったときというのは殆ど完成した形を見てとることができます。それゆえ、この建前(上棟)というのが大事な儀式としてあったのです。ボクの設計もそれに近いものがあります。
2009年5月25日 (月)
2009年5月12日 (火)
手加工の美しさ。
大工さんの加工もだいぶ進んできました。写真は桁と桁を結ぶ「追っかけ大栓継ぎ」というものの片方です。ボクの設計はすべていわゆる「プレカット」という工場で大量生産型の加工はやりません。っていうか、長ホゾ込み栓の仕口や伝統的な継ぎ手なんて手でしかできないでしょう。写真をよおく見ると、真ん中の縦の切り口が少しななめになっています。これが相手の木と合わさって締まるようになっています。この頃合いなんてものは機械にはできない、まさに職人の勘と経験の世界です。ちょっと前の大工さんはみんなできたのですが、最近は殆ど見かけませんし出来る人も少なくなりました。今回のこの大工さんはまだ30代ですが、なかなかのものです。これらが組みあがるとそれだけで美しく見えます。
2009年5月10日 (日)
ものづくり
子供が通う学校の授業参観に行ってきました。写真は美術の選択科目の「木工」の作業場。丸太から椅子や机を作り出すっていう課題です。驚いたのはこの制作をするための道具から作りだしているというすべて「手」で作ると言うことはどういうことかっていうところから教育しているってことです。この学校では音楽と美術は3年間必修科目です。授業参観と言っても午前中に授業を見て、(ボクは中学2年生の社会科の授業がおもしろそうでそっちに聞きいってしまったけど、・・)それから全体集会、クラスごと集会、学年集会、地域ブロック集会、こんどの夏の公演旅行の打ち合わせと目白押し。夜はクラスの交流会までびっちりでしたが、楽しませてもらいました。



















最近のコメント